生餌違いによる針子の育成テスト

針子に与える生餌の違いにより、成長に変化があるのかをテストします。

育成容器の準備

100均で買ってきた約250mlの丸い容器に針子を入れます。

稚魚の数は左の容器から、4匹・5匹・8匹。

たまたまtypeRの針子9匹と煌8匹が住まいを探していたので実験に参加してもらいましたが、針子の数を揃えられない辺りにグダグダな結果になりそうな予感(;´・ω・)

餌は、全ての容器に粉餌とゾウリムシ。

それらに加え、PSBを加える容器、ミドリムシを加える容器の3種類用意しました。

タンクメイトにレッドラムズホーンを2匹づつ。

日々の管理

餌としてのゾウリムシは、毎朝夕に約20ml程度(結構大雑把です)。粉餌も少々入れます。

PSBは毎朝約0.25ml。ミドリムシは毎朝5ml入れます。

ゾウリムシを足す事で水が増え過ぎたら、スポイトで水を抜きます。その時に底のゴミも取り除きます。

ゾウリムシ水の培養が甘いと水が青水になりやすいので、青水が濃くなったら水替えをします。

テスト終了条件

4週間経過するか、針子の調子が著しく悪くなったら。

ブログ日付は5/13ですが、実験の開始は5/11なので、6/8が終了予定日です。無事に終了出来ると良いのですが。

テスト結果の予想

与える生餌の違いで成長に大きな変化は出ないと思ってますが、ゾウリムシの培養が甘い場合はPSBやミドリムシを入れる容器の方が調子が良いかも!?

なお、一般的に流通しているPSBは紅色非硫黄細菌らしいのですが、wikiによると嫌気下でないと期待する効果を発揮しないかも?

タンパク質の合成は好気条件下では行われず

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B4%85%E8%89%B2%E7%B4%B0%E8%8F%8C

 

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コメント

  1. HOBO より:

    おはようございます。

    楽しそうな実験ですね。
    去年やりましたが針子の育成実験って難しかったです。
    個体差もあるし、自然淘汰されるし…

    光合成細菌って餌としてか、水質浄化なのか、わからないですよね。
    嫌気層が必要なのかな?

    • celeru より:

      HOBOさん、おはようございます^^

      そそ、産まれたての針子では気付くと消えている事があるので1週間くらい経過した個体に実験参加して貰おうかと思いましたが、たまたま居たので、、、まぁいいや的な?(汗
      今朝見たら4,5,8スタートの針子が既に3,5,7になってました(‘;’)
      もともとtypeRと煌にそれぞれ1ひき動かない針子が居たので、その子達が消えたのかも・・・

      光合成細菌が嫌気下でのみ光合成をするという件ですが、培養時にキャップは閉めるものの上層部に空気があっても培養できることを確認してるので、嫌気の条件が緩いのかな?と、思いました。
      あるいは、光合成的生育から酸素呼吸生育に切り替わるまでの間だけ窒素固定をしてくれるのかな?と。生育方法を切り替えるのにどの位時間が掛かるのか分かりませんが、この考えならば、PSBを毎日入れる必要があるという説明に納得できます。

      調べ直してないので間違えている可能性大ですが、PSBは↓の様な効果と思ってます。
      光合成細菌がアンモニアからアミノ酸を作り出し、それを餌に微生物が増える。→PSB投入でアンモニアが減り、稚魚の餌が増える。(アンモニアからアミノ酸を作り出しという部分は間違えているかもです)
      光合成細菌の死骸を餌に放線菌が増える為、他の悪い菌が増えにくい。→PSB投入で環境改善。

      その他、硫化水素やメタンも光合成細菌に処理されたはず。どのように変換されるのかは知りません。また、紅色非硫黄細菌は硫化水素よりアンモニア対応が得意。
      硫化水素対策としては緑色硫黄細菌の方が優秀。

      長くなりました(;´・ω・)

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