光合成細菌。
ミジンコの繁殖には一定の効果があったものの、稚魚育成では逆効果だったので使用をやめましたが、最近また興味が出てきました。
で、光合成細菌を再調査したら、気になる事を発見しました。
周囲の微生物に影響されやすく、腐敗菌などの有害微生物が多い環境では、そちらになびいてしまい、本来の良さを発揮することができません。
https://www.em-seikatsu.co.jp/em/power/detail.php?id=10
光合成細菌の活用が上手くいってる人と、上手くいかない人との違いは環境の違いかも?
と、考えたわけです。
光の照射具合や、水替え頻度、餌の種類、塩素中和の方法などなど。
で、PSBを活用している筑紫めだかさんとの違いを考え、一番気になったのが塩素の中和方法です。筑紫めだかさんは浄水器を使用。私はハイポを使用。(ミジンコの培養テスト時は汲み置き水だった気がします)
そして、もう一点気になる情報。
培地にキチンやキトサンを添加して培養するとこれらを含まない培地で培養した場合と比較して嫌気培養、好気培養のいずれであっても、かつ光照射の有無に係わらず増殖に優れ、更に、キチンやキトサンのみを炭素源、窒素源とするため他の菌類が増殖できず、無菌処理を行うことなく光合成細菌のみを増殖しうることを見出し
https://biosciencedbc.jp/dbsearch/Patent/page/ipdl2_JPP_an_2011285046.html
農地の放線菌は、キチン質を好むため、光合成細菌と共に培地に含まれるキチンやキトサンを施肥することで土壌中の放線菌が増殖し、また農地に存在するフザリウムやリゾクトニアなどの土壌病原菌は細胞質がキチン質で構成されているため、前記増殖した放線菌の分泌するキチン分解酵素によって溶菌される。
同上
光合成細菌の培養時にキトサンを加え、さらに水槽への添加時にもキトサンを加えれば腐敗菌が抑えられそうですね!
さて、まずはキトサンの添加量を調査かな・・・
寒波到来
昨日はよほど寒かったようで、氷が張り、日中も溶けずに残ってました。実は昨日は蓋をするのを忘れてました(汗
シルバースター月虹の期待の個体群です。本日19時半ころの撮影。氷の真下でたたずんでました。平気なのかな?少し心配。。。
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コメント
おはようございます。
キトサンを少しだけ調べてみましたが、なかなか面白そうですね。
シュリンプ界では、色揚げや産卵促進に使われるようで、チャームにも売っていました。
でも、水質関係は効果がわかりにくいので検証しにくいのが難点ですね。
HOBOさん、おはようございます^^
そそ、検証しにくいんですよね。電子顕微鏡で菌の状況をチェックするわけにもいかないし。
チャームでキトサンを扱ってましたか。見てみます!
アクア関連商品は高いので農業資材を使用する予定ですが、農地基準の使用量では濃すぎると思うので、かなり薄めて利用する予定です。
ちなみに、キトサン以外にビタミン剤(?)も少し興味が出てます。。。
チャーム見てきましたが、色からして↓のリパッケージ品っぽく見えました。
https://www.amazon.co.jp/dp/B013JPHM44/
アクア界ってこういうのが多い印象です。