しいらメダカさん作出の渋いメダカです。
五式にはヒレの赤さと体色の黒を追求したtypeBと、ヒレの赤さと体色の黒に加え、赤い頭のtypeRが居ます。
さらに我が家では、五式x兜、五式x来光も育成しています。
typeR
しいらメダカさんから購入した上物個体。うちのtypeRは全てこの血統となります。
五式typeR上物♂
五式typeR上物♀
繁殖に専念したあまり、まともな写真を撮らなかった事を後悔しています。
うちに来てからのF1個体達。激渋個体の群栄は目を見張るものがあります。中央に写る個体がこの世代で種親として活躍した♂。
メスは赤味や黒さがオスに比べると甘いです。
F2個体(今期の種親)
殆どの個体は室内のガラス水槽で成魚になり、黒が弱いですが、その中でも際立って黒が濃く、体型の良い個体です。
F2世代の種親候補の♀
F2世代の種親候補の♂
五式は赤と黒が映えるとても魅力的な品種です。ただ背曲がりや体型難が多いのが難点です。五式x兜F1の子にtypeBとそっくりの個体が複数出ている(当然と言えば当然ですね)事もあり、typeBの累代は諦めました。typeRは体型重視で累代しています。
五式x兜のF1
五式に兜の赤さを取り入れようとして掛け合わせたものです。F1個体をしいらメダカさんより購入し、F2個体を増やしています。
typeBと瓜二つの個体も居れば、typeR風の個体も居ます。体型の悪い個体が全くと言っていいほど出ていないのが大きな特徴と思います。期待の品種です。
F2個体
(写真は後程)
五式x来光のF2
五式に来光の赤さを取り入れようと掛け合わせたものです。F2個体をしいらメダカさんより購入し、今期はF3個体を増やしていく予定です。
購入直後のペア
五式について
五式は透明鱗なのでエラ蓋はありませんが、エラ蓋があったとしてもヒレにカスリが入っていれば種親候補として残しても良いそうです。
透明燐や体型の確認の為、五式の購入時は横見をチェックしたほうが良いです。
色が上がるには、最低でも半年は掛かります。