ミドリムシのコンタミ解消実験

今年初のミドリムシ培養では色の薄いボトルと色の濃いボトルが出来ました。無加温培養だからか、両ボトル共にミドリムシの数が少なかった。しかも色の濃いボトルは珪藻類が沢山繁殖してました。。。

取り急ぎ、珪藻類が少ないボトルをミジンコ水槽で加温開始。


4日後の本日、顕微鏡で確認したらミドリムシが増えてて一安心(^-^)


今後の事を考え、珪藻類が大繁殖してしまったボトルでは珪藻類殲滅実験をやってみようと思います。どうやるかと言いますと。。。

植物は硬度の高い水では成長障害が起きたり枯れたりしますが、それを狙います。珪藻類より多分ミドリムシの方が硬水に強いだろう。という適当な考えのもと、ニガリで培養液の硬度を上げます。

硬度175mg/L(中程度の硬水~硬水)と350mg/L(硬水~非常な硬水)のボトルを用意します。


元の水の硬度は無視して、ニガリ0.25mlと0.5mlを加えて硬度調整をしてます。なので、正確には175mg/L、350mg/Lよりも硬度は高いです。


なおニガリは製品によって成分量が異なります。「五島灘の本にがり」は他のニガリ製品に比べ、ナトリウムが少なくカルシウムが多いのが特徴です。

硬度の計算式はhttps://keisan.casio.jp/exec/system/1191399396を参考にしました。

液肥0.5mlとエビオスを1錠入れ、、、


ミドリムシを入れて完成です。元のボトルは比較用として、ニガリは入れない通常培養を行います。

この後、ミジンコ培養水槽(加温水槽)に漬けました。無事に珪藻類が消え、ミドリムシだけになると有難いのですが、、、


ちなみにコンタミとは汚染の事。タマミジンコ培養の(カウント?)達人であるHOBOさんに教えて貰った言葉です(^-^)

 

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コメント

  1. HOBO より:

    こんにちは。

    リアルタイムによく似たことしていました。
    じつは、ある植物プランクトンを入手して培養しようと調べてみると水の硬度が重要という情報がありました。
    只今、軟水で培養実験しています。
    evianなんか硬水なんでその水でミドリムシを培養するのも良いかもですね。
    でもミドリムシって植物プランクトンの一種やったかな?
    植物プランクトンの一種なら増えないかも。

    • celeru より:

      HOBOさん、こんにちは^^

      おお、HOBOさんも何かを培養するのですね。何か気になるな・・・

      硬水でミドリムシを増やすのが目的ではなく、珪藻を減らすのが目的なんです。ブログの書き方がわるく分かり難かったかもしれませんね
      珪藻汚染解消を狙ってます!

      ミドリムシは・・・wikiによると鞭毛中だそうです。
      でも硬水ではミドリムシも減る可能性が高そうですね(;’∀’)

    • おかーさん より:

      おはようございます!

      水草が硬水に弱いのを利用してみるとは!
      なるほど!ですね(*^^*)
      ニガリでうまく珪藻類が消滅出来たらいいですね!

      (ΦωΦ)フフフ…
      おかーさんもコンタミにはうるさいですよ~(仕事では…笑)

      • celeru より:

        おかーさん、おはようございます^^

        ミドリムシの特性を調べていた時に、顕微鏡で見ながらスポイト?でミドリムシだけを隔離する方法が載ってましたが、うちの顕微鏡ではその作業は難しいと思ったので色々考えて硬度を上げてみようかと思いました。

        硬度の値については適当です。175mg/lでもミドリムシが増えなければ硬度を下げ、350mg/lでも珪藻(緑藻かも知れませんが)が減らなかったら硬度を上げて再挑戦の予定です!

        おかーさんはコンタミに神経質な仕事なんですね!仕事内容がイマイチ分かってません。
        夜中でも平気で独り歩きしてしまうという事は知っているんですけどね(笑

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