メダカの越冬方法

外での越冬の仕方

容器

容器の深さは20cm以上を推奨。ただ、深すぎる場合は底まで沈めない個体もいるので、容器内に浅瀬を作る工夫が必要と思います。

凍結対策

水面が凍ってもメダカの生活領域が凍らなければ問題無いと考えますが、不安であれば波板などで蓋をした方が良いと思います。
放射冷却対策はスダレでも効果がありました。

水は4度を中心に、水温が低くても高くても比重が軽くなる性質があります。ですので、水槽表面が凍結していても、底の方は4度に近いはずです。

枯葉

個人的には必須アイテムと思っています。人が来た時に枯葉が無いとメダカが逃げ回ります。

枯葉の種類は柿の葉が一般的です。私の場合は、数年前までは銀杏を使っていました。昨年は柿の葉とカエデの葉を使用しました。カエデは大きく・肉厚で良かったです。

枯葉なんて要らないよ。柿の葉の殺菌効果だって1,2ヵ月で終わるだろうし春になったら腐って水を汚す。植木鉢を細かく砕いて隠れ家を作ってやればいいんだよ。
という意見もあります。

枯葉のアク抜き

枯葉はあく抜きをしてから水槽に入れた方が無難です。

私の場合は、バケツに水を入れ約2週間ほど漬けたあと、水洗いをしてメダカ容器へ投入してます。

自然に水槽内に入る落ち葉が腐った経験は無いのですが、拾ってきた落ち葉はあく抜きをしないと腐る気がします。

餌は13度以下では与えません。ただし、冬に向かう時期は15度でも餌食いが悪いので、無理して与えません。また、寒い時期は消化の良い餌を与えた方が良いです。

ミジンコを同居させておくと安心です。

水換え

餌を与えないなら基本的には水替えは不要です。ただし、水槽に問題が出た場合は水替えをした方が良いです。

メダカの室内育成

メダカの室内育成では、①水流、②餌の与えすぎ、③安定するまでの水質に注意すればOKです。

用意するもの

水槽、フィルター+エアーポンプ、ヒーター+サーモ、照明

フィルターは、水作エイト・GEXロカボーイ、スポンジフィルタ―が水流が起こり難いのでお勧めです。

↓の様な水槽セットをホームセンターで購入するのが手っ取り早いでしょうか?30cm水槽なら2000円以内で売っている事が多いです。

Bitly

ヒーターは冬の間でも繁殖させたい場合に必要になります。

セット水槽の購入時は底の色が自分好みか確認したほうが良いです。また、安いセットは照明が付かないので、照明は別途購入となります。

管理

給餌

給餌は消灯2時間前まで。それ以降は与えない方が良いです。

餌の量は、成魚ペアを30度で育成するなら、餌は日に2,3回。1回につき耳かき1杯が目安です。

水温が低ければ低いなりに餌の量を減らします。

早く産卵をさせたくて消灯直前まで餌を与え続けた事がありましたが、産卵どころか死なせてしまった事があります。

水換え

目安として、、、

水槽立ち上げから2週目は、毎週2回、2/3程度の水替え。

水槽立ち上げから3週目からは、毎週2回、1/3程度の水替え。

水槽立ち上げから5週目以降は、毎週1回、 1/3程度の水替え。

を行います。

メダカの育成を始めると、水槽内にはアンモニアが発生します。アンモニアはメダカの育成開始後2,3日から試薬で反応するようになり、2週間位まで反応し続けます。

2週間くらいすると今度は亜硝酸が試薬により反応するようになります。亜硝酸はセット後4週間くらい試薬に反応し続けます。

セット後4週間くらいするとアンモニアも亜硝酸も試薬に反応しなくなりますが、今度は硝酸が試薬に反応するようになります。

アンモニや亜硝酸は毒性が強いので、セットから3~4週間は週に2回以上の水替えを行います。

1度の水替えで交換する水の量は1/3以上です。

5週目以降は週に1回以上、1/3以上程度の水替えを基準に、水槽内の様子を見つつ、頻度や量を調整します。

水替えの頻度や量は育成数や給餌量に左右されるので水槽環境の様子を見ながら調整して下さい。

参考サイト

下記サイトの”養魚場部門”ページが超絶お勧めです!

NEW らんちゅう専門 伊東養魚場
らんちゅうの普及と発展の為にらんちゅうに関する情報提供とらんちゅうの販売を行っております

金魚とメダカの違いはありますが、基礎が学べます!!とにかく有益な情報が詰まってます。

その他

越冬とは関係ありませんが、花木流通センターへ来てくれる方から頂いた動画です。素晴らしい環境。うちも真似したい(*ノωノ)

R様、動画を有難うございます(^^♪

↑の動画の改良版を頂いたのでアップしました。

更新履歴

2019/11/18 新規作成
2019/12/09 動画の追加

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